株式会社オアシスではかねてから多言語のページを制作してまいりました。

多言語を積極的に採用する背景には今後シュリンク(縮小傾向)する日本経済での成長戦略が描きづらくなっているためです。

徐々に国外市場に対して進出を試みる企業も増加しつつあるものの、やはりそこで足踏みする要因は「言語」「事前の現地調査」「現地人の習性調査」ではないでしょうか。

弊社は総合コンサル会社ではありませんので、トータル的なサポートを行う企業ではありませんが、マーケティングコンサル会社として確実に言えることは国内市場と海外市場は同じやり方では成立しないということなのです。

日本の企業の多くは、日本の中での物・サービス売りの習慣になじんでおり、新市場の開拓にもそのセオリーでアプローチをされようするケースが多いように感じます。

しかし海外市場は既存市場とは全く違います。

現地の習性を理解し、その習性にあったブランディングを用意することで、自らが動き回るのではなく、それ(商品やサービス)を手に入れたい人(C)、それを売りたい人(B)のほうから集まってくる仕掛け作りに、大いに時間なり、資材なりを投下する必要があるのです。

弊社ではそれを実証するため、日本製品が海外市場に対し、どれだけの需要を秘めているのかを調査できるJAPAN PORTというFacebookページを試験的に運用してきました。
https://www.facebook.com/JAPAN.PORT
東南アジアを中心に各国のファンに対して英語で日本製品を発信しております。

すると、試験ページにも関わらず、このページのコメント欄に大量の「How much?」の文字が見られるのです。

海外市場は国内企業にとって今後とても大きな市場となるでしょう。
その中でどのような仕掛けと仕組みを作るのか。
どのようなマーケット手法を取り、どのようにユーザーを動かすのか。

仕掛け作りという部分において、弊社が皆様の事業計画の地図の一部に組み込んでいただければ幸いでございます。